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僕は、ヱッチな小説を書キてゐゑ
第9章 コンテスト受賞作の作り方
▼チート
八軒君はチート能力を持ってましたね。
「勉強ができる」っていう能力。フツーの世界観だとそんなに目立つ能力じゃないんだけど、農業高校が舞台で勉強よりは実技みたいな価値観だと個性的に見えて来る。
周りの子たちみんな勉強苦手だし、可愛いヒロインも含めて(笑)
あっ、そうだ。農業ではないけど『じゃじゃ馬グルーミン★UP!』も同じだ。勉強に挫折した主人公の駿平君が競走馬を育成する牧場という異世界に来て自己を確立していくお話。チート能力は「勉強できる」だった。
余談ですけれどこの作品もいいタイトルですよね。『じゃじゃ馬ならし』を別の言葉で言い換えてみましたっていう。その言い換え方が凄いカッコいい。シェイクスピアもびっくり。こういうのもいいよなー。
タイトル……くそっ、まだ思いつかない><
ああ、でもそうだ。思考を戻そう。
駿平は素朴さとかひたむきさみたいなのも持ってたな。んー、八軒君もそーか。
なんか間違いもするんだけど、誠実であろうとする。それを見て周りがだんだん彼を理解して受け入れたり助けたりしてくれるようになる。
「人を従わせることができる」みたいなあり得ない能力ばかりがチートではないってことよね。元いた世界では……場合によっては、元いた世界固有の能力じゃなくて、ただのフツーの力・性質なんだけど、特殊な力になる! みたいな。