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僕は、ヱッチな小説を書キてゐゑ
第4章 才能、経験、文章力
★変化をつける
もうひとつの工夫があります。
各文末を見て下さい。
~か。
~ない。
~運命(さだめ)』。
~のだ。
~たい。
~に!
全部変えてあります。
これをやると文から単調さが消え、なんか楽し気な感じになってきます。
サンプルですので極端にやってますけど、ここまでとはいわなくとも、意識して語尾に変化をつけることを意識するとちょっと違ってきますよ。
★そして更に
いや、ここは敢えてロマンチックに『夢』と呼ぼうではないか。
いや、敢えてロマンチックに言えば『叶わぬやもしれぬ運命(さだめ)』。
ならば敢えてここはロマンチックに『運命』とは言わず、
それを『勝利の女神に舌入れてキスしようとする情熱』と言いたい。敢えて、ロマンチックに!
削除した「重複して繰り返されるフレーズ」だけを見てみると、同じようでありながら、全部語順などを変えています。
「言う」という単語も活用が全て違いますね。「呼ぼう」という「言い換え」も使っています。
なので、繰り返しでありながら、なんか読めちゃうという、でもなんだろう、どうだかなあ~みたいな「上手いか下手かよくわからん文章」という印象になります。
人によっては、「これだけ変化がつけてあれば、アリじゃね?」って意見もあるかも。でも、やっぱり見難いかなあ。ここは人それぞれのセンスですね。