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僕は、ヱッチな小説を書キてゐゑ
第9章 コンテスト受賞作の作り方
志(こころざし)の途中、ひょんなことから彼は「異世界」の住人となってしまう。
なんとそこは女性がユーザーの大半を占める、男である彼にとっては完全にアウェーな小説投稿サイトだったのだ!
届かない声。しかし、彼はあきらめない。一回あきらめたけど、あきらめない。もっかいあきらめるけど、やっぱりあきらめない。オナニーもするけどあきらめない。書き続ける。
そして気づく。周りの人たちの声に。
彼の作品を読んでくれた女性たちが彼の周りに集まり始める。
その声が届き、その声に励まされ、背を押され、考えを深め、彼は挑戦を続ける。
彼は何故そこまでして歩き続けようとするのか。
その秘密も徐々に明かされていく。
「僕」を衝き動かすものの源へと遡(さかのぼ)っていく「官能」の旅が同時に交錯する。
その中で主人公は次々と「チート能力」を獲得していく。
・出版社への投稿からデビューする才能(メイン)
・ネット小説を書籍化する才能(サブ)
・コンテスト受賞作を作る才能(サブ)
・ダイパブ本を出す才能(オプション)
どれも読者が欲しいと心から願っている能力だ。