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僕は、ヱッチな小説を書キてゐゑ
第1章 線の引き方
そもそも『ヰタ・セクスアリス』だって、カッコつけてラテン語で「vita sexualis」とかゆーてますけど、今風に翻訳したら「ぼくのエッチ白書」なわけで。
三島由紀夫の『仮面の告白』だって、もし現代で、電撃文庫とかガガガ文庫から出すんだったら、「タイトルは『ぼくのエッチ白書』で行きましょう!」とか担当編集者に言われるわけで←言われません。二次元ドリーム文庫だったら言われるかもしれませんが^^;←言われません。
つまり、そういうことなんです。
デビューする人、ネットで公開していた作品が書籍化する人、コンテストで受賞する人というのは、皆、必然的にデビューを、書籍化を、受賞をしているのです!
……あ、ちょっと飛躍しましたね^^;
ちょっとどころじゃねーよ! どういう文脈だよ。頭おかしい人みたいだろ。
反省します。気を落ち着けて丁寧に説明しますね。
要は、タイトル戦略もそうなんですけど、何事にも原因があって結果があるということなんですね。
「デビュー」というひとつの結果があったとしたら、それには何か原因がある。
デビューした人と、デビューしていない人を分ける、何らかの原因がね。