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仕事終わりは癒しの時間
第12章 苦しい心

重だるさが抜けず頭痛もするので、熱を測ったら結構熱があった。

最悪…風邪引いた…。
昨日雨に打たれて冷えた身体をすぐ温めなかったからかな?
今日は休みでよかった…。

ベッドに寝転がると、山岡さんのことを考えてしまう。
会うたびに少しずつ彼のことが好きになって苦しくなる。
「好き」って言えたらどんなに楽なんだろうな…。

「はぁ…」

身体が弱ってるから、ついネガティヴな考えになってしまう。

もし彼女が山岡さんと私が会っているのを知ったら、どんな気持ちなんだろう…。
キスされたことを知ったら?

いい気持ちはしないだろうな…。

思えば、前の私と状況が似てる…。
彼氏が他の女の子と仲良くなり、一線を越える。
私と山岡さんは越えてはならない一線のギリギリの部分にいる。

もし一線を越えて、そちらに傾いてしまえば…。
残された方は悲しく、辛い気持ちになる。

「もう、会わない方がいいのかな…」

ずっと抑えていたものが目から溢れ出して止まらない。
私は1人、声を押し殺して泣いた。


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