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仕事終わりは癒しの時間
第17章 始まり

モジモジしていたら、いきなり抱き寄せられた。

「ちょっと」
「あーごめん。俺だけじゃなかったんやなーって」

何のことか聞く前に「今の俺の気持ち」と私の手を胸に導いた。
布越しに心臓がトクトクいってるのが手の平から伝わってくる。

「俺だけ恥ずかしいんかと思ってたけど、茜さんも同じなんやね…」

鼻を掻きながら少しはにかんで喋る山岡さんに、同じ気持ちなんだと気づいて嬉しくなった。

「山岡さんも恥ずかしかったの?」
「……」

アレ?無視?

「ちょっと!何で返事しないの?」
「名前。また「山岡」って」

ソコ!?
名前呼びはあの時だけでしょ?

「それ気にするの?」
「当たり前やん!「山岡」なんて他人行儀な呼び方じゃなくて名前で呼んでよ」
「やだ!なんか…恥ずかしいもん」

今まで「山岡さん」と呼んでいたから、普通の時に名前で呼ぶのは恥ずかしい。

「恥ずかしい?エッチよりも名前呼びの方が恥ずかしいん?トロけた顔でイクの見られてて、名前呼びのほうが恥ずかしいん?」
「やめてーー!!」


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