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仕事終わりは癒しの時間
第5章 彼の正体 多感な親友
感じない私は異常なんじゃないかと思ってしまう。
「んー、元彼は茜が初めてだから優しく扱い過ぎちゃって、茜が気持ち良い部分に触ってもらえなかったんだよ。性の不一致が原因で別れるって聞くし」
別れる原因って、お互い好きじゃなくなるだけじゃ無いんだ…。
「ねえ、デリバリーとかで男にエッチしてもらうっていうのはどう?上手い人多いと思うよー」
「えー、やだよー。知らない人とそんなこと…」
「相手が変われば、エッチの感覚も変わるって言うし」
見ず知らずの人に肌を晒すのなんて嫌だよ。(1人見られたけど…)
「んー、それだったら彼にしてもらったら?」
「彼?」
「山岡くんに」
「!!」
「だって知らない仲じゃないし、癒してもらうんでしょー?身体も癒してもらいなよー」
ベッドに押し倒されて、山岡さんのあの声で
『茜さん、俺が気持ちよくしてあげる…』
って言われて、裸にされるんでしょ?
無理無理無理無理ー!
第1、反応で引かれる!
色んなことを想像して顔が熱くなり、両手で抑える。
「…………っ」
「すごい悶えてる…」
「無理ー…」