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仕事終わりは癒しの時間
第5章 彼の正体 多感な親友

「……ん、えっ!?」

目を覚ますといつの間にか、隣に山岡さんが眠っていた。

「な、なんでここ…」

辺りを見渡したら、美咲の部屋じゃない。
なんで!?これ夢?
官能小説見たから!?

「おはよう茜さん。すごい勢いで寝てたよ」
「あ、えっと…」
「昨晩は俺のことあんなに煽っといて、自分はさっさと寝て。酷くない?」

上に多い被られ、獣のような瞳で見つめてくる。

「ま、待っ…んっ」

言葉を発しようとしたら、山岡さんの唇で私の唇を塞がれた。
吸い付かれるようなキスに、頭がボーッとしてくる。

「ふっ、軽くキスしただけやのに、茜さんトロけた顔すんの早過ぎ。今からそんな状態やったら…最後は茜さんどうなるんやろうな?」
「やっ…」

耳元で低い声で囁かれ、身体がピクリと反応してしまう。

「待って、私…」
「大丈夫、茜さん。俺が気持ちよくしてあげるから。溺れるくらい俺に夢中になって…」

そう言って、着ていた服を剥ぎ取られ…。



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