この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
仕事終わりは癒しの時間
第6章 癒しの時間
渡辺さんは不満そうな顔をしていたけど、暗くなる時間が早く、危ないことも多いから帰ってもらった。
打ち込んで保存したら終わるとは言ったものの、時間ギリギリになりそうなので、山岡さんにメッセージを送った。
[約束の時間に遅れるかも。ごめんなさい]
[遅れても、近くのカフェとかで待ってるから俺は大丈夫。終わったら、美味しいもん食べに行こ!お仕事頑張って(`・ω・´)b ]
「頑張って」
その言葉に少し元気を貰い、残りの仕事をやり終えた。
「…茜さん、大丈夫?」
「大丈夫…ごめんなさい、遅れて」
なんとか仕事を終わらせ、時間ギリギリに待ち合わせ場所へ来たものの、体力と眠気が限界で頭が上手く働かない。
「俺今日は時間あったし、週末やからいけるかなって思ったけど、帰る?」
「大丈夫、今週ちょっと忙しかっただけだから…」
昼休み返上で仕事したから、予定より早く終われたけど、お昼食べてないからお腹空いた。
なんだろ、頭がクラクラして…
「危ない!!」