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仕事終わりは癒しの時間
第2章 恋の終わり

「お帰りなさい…」
「ただいま…」

疲れているのか、顔色が悪い。

「修二さん大丈夫?すごい疲れてるみたいだけど…」
「大丈夫だよ…」

ソファにどかっと座って、ネクタイを緩めた。
とても大丈夫そうに見えないけど…。

「茜…」
「うん。どうしたの」

いつも優しい声で呼んでくれるのに、すごい弱々しい…。

「俺と…別れてくれ…」

「………はっ?」

何を言われたのか理解出来なかった。

「ごめん、別れてくれ…」
「ど、どういうこと!?なんで急に!」
「ほんとごめん。明日話すよ」

そう言うと、寝息を立て始めた。

別れてくれってどうして急にそんなこと言ったの!?
今までそんな素振り無かったのに…。
明日が怖くて、一睡も出来なかった。
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