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仕事終わりは癒しの時間
第2章 恋の終わり

ウトウトしていたらいつの間にか彼は出社しており、机の上にメモが置かれていた。

『仕事が終わったら、例の喫茶店で待っていてくれ』

そのメモを見て、胸が締め付けられるようだった。
ああ、私たち本当に別れちゃうんだ…。

仕事中、その事実に何度か涙が溢れそうになったが、気力で乗り切った。

なんとか仕事を終え、6時に喫茶店に着くと、もう彼は待っていた。

「ごめんなさい…遅くなって」
「いや、大丈夫…」

何か言わなきゃいけないのに、言葉が出ない…。
一言でも喋ったら、2人の関係が終わってしまうから。

「茜」

無慈悲にも彼がその沈黙を破った。

「昨日は急にあんなこと言ってごめん…ビックリしたよね。でも別れて欲しいのは本当なんだ…」
「ビックリしたよ。……別れるんだったら、ちゃんと説明して」

私はもう覚悟を決めた。
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