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仕事終わりは癒しの時間
第2章 恋の終わり
私の顔を見て、彼はテーブルにぶつける勢いで頭を下げた。
「ごめん!!実は…会社の同僚と浮気してたんだ!」
「えっ…?」
「それで…相手の子に赤ちゃんが出来て…その子を助けてあげたいんだ」
「………」
「茜をこんな形で裏切ってしまったのは、本当に申し訳ないと思ってる!」
そうか、ここんとこずっと帰りが遅かったのはその人と会ってたからなんだ…。
でもなんで!
「ちょっと待ってよ!私、どこかいけないとこあった?言ってくれたら、直したのに!」
もっと早く言って解決策を見出していれば、こんなことにならなかったのに!
「…茜とセックスしてても楽しいと思えなくなってきたんだ」
「どういうこと…」
「セックスしてても君は全然感じてくれなくて、段々男として自信が無くなってきた時にその子に相談したんだ」
「その人に『彼女が感じてくれなくて…』とか相談したの!?」
「………」
言ったんだ!!