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仕事終わりは癒しの時間
第9章 Blue eyes
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「……よし。アレ、もうこんな時間!?早く行かないと!」
家事を一通り終わらせてから、用意してあった服に着替え、化粧をすると4時を過ぎていた。
休日に誰かと出掛けるなんて久しぶりかも。
ライブも大学生の時以来だから何だかワクワクしちゃう!
普段使っている会社の最寄り駅で渡辺さんと待ち合わせた。
「渡辺さん、ごめんね。待たせちゃって」
「先輩、お疲れさ…」
振り返った渡辺さんがこっち見て固まった?
もしかして、私すごい変な格好してる!?
「先輩…」
「は、はい…」
「すっごく可愛いです!フワフワしてるイメージで眼鏡もかけてないし、いつもの仕事してる先輩と全く違います!可愛い!」
「あ、ありがとう…」
変な風に見られてなくてよかった…。
「行きましょうか?会社の近くのライブハウスでやるんですよ」
「うんうん。あっ…」
そういえば、バンドのこと聞くの忘れてた。
「渡辺さん。今日観に行くバンドって何?」
「はい、Blue Eyesっていうバンドです!」
「えっ!?」