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藤の舞 Ⅱ 妊婦調教
第3章 拡張調教
カコーン…
防音室の扉を開けると、耳馴れない音と様変わりした室内が目に入ってきた。
「おお、ようやくお目当てのポケットがやってきたよ。
皆さん、練習は十分ですね。」
5人のお客様の1人がワタシの方を向いて言うと、他のお客様もワタシに振り向いた。
「じゃあ、早速取り付けしましょうかね。」
皆がその台に、コンパクトな分娩台のような椅子を取り付けた。
そして戸惑うワタシの体を4人係りで担ぎ上げ、1人がクレーンの誘導のように、位置を調節して、ワタシは分娩台に設置された。
素早く手足が固定され、台についたヘッドレストに首輪で繋がれる。
ガクリと頭を落とした状態に設置され、ワタシは自分の体を見ることが出来ずに、台と反対の壁面を逆さに見ていた。
「さて、早速始めましょうかね。」
お客様たちは、いつものように白衣を着ていたが、皆が、キューと呼ばれる棒を持っていた。
ワタシも何回か遊んだことがある。そしてこれから何が行われるのかも想像ついた。
1人が、三角形の枠をわざわざワタシが見えるようにかざし、
「奥さんはこれで遊んだことがある?
今日は遊ぶ側じゃなく遊ばれるんだけどね。」