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第11章 あとがき

作中の主人公がしているように、本業の傍ら執筆するというのは、当時の私の夢でもありましたが、本業と生活に縛られて、ずっと叶わない夢でした。

同人誌や自費出版などというツールも流行りましたが、一般に公開されないという意味で魅力を感じませんでした。


後に携帯小説というツールが流行り、たまたま本業に僅かな暇（いとま）が出来まして、原稿用紙の作品を形にしたい…と思ったのが、携帯小説で作者登録した原点です。

最初は別のサイトにて活動していましたが、官能禁止や、装丁に課金を促したりということから、一度引っ越しし、そこも作品の作り方の煩わしさから、ここにたどり着きました。

タイトルに官能と入るサイトですから、この作品がそぐわないのは重々承知ですが、私の原点であるこの作品を掲載されていただきました。