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第55章 旧作No.12×サキュバス

そして町に戻ったらいつの間にか騎士以外の住民達は忽然と姿を消していた



二人は騎士達に事情を説明してもらうと、外でｺﾞｰﾚﾑと戦っている間に巨大な蝙蝠が次々と住民達を連れ去っていくのを聞いた二人はアッシュ町から少し離れた場所にある腐敗の城に目を付けた



マルタ「前まではなかったはずだったが魔物が現れてから腐敗の城が現れたって話を聞いた事があるぜ？」



ガリア「ならすぐに行こう、腐敗の城に」



そして砦に残された騎士と共に腐敗の城に突入する事になった



その頃、住民達が捉えられた腐敗の城内部では新鮮な血を求める異質吸血鬼がいた



住民Ａ「神様！これは夢なのでしょうか？」



？？？「神？ならばこの我が腐敗の騎士、ﾊﾞﾙｻﾞﾛｯｸが貴様の血を全て取りだそう」



ﾊﾞﾙｻﾞﾛｯｸは腹から巨大な剣を取り出して住民の背中からグサッと刺した



住民Ａ「ぐあああっ」



血は剣に吸収され血の剣になった



？？？「相変わらずエグい殺し方をするな」



ﾊﾞﾙｻﾞﾛｯｸ「ﾌﾞﾗｯｼｭ様、私は腐敗の騎士として神様頼りにする者は絶対的に許せないので……」