パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第14章 雪女╳氷

次の瞬間、空気中にある目には見えない水滴が一気に凍り周囲にいた山賊はカチンコチンになりアブソリュートゼロが発生、乱れた人間の身体が美しく凍結する姿はまるで氷の彫刻である



零度「なんて美しいこの複雑な表情と姿が！」



その後も次々と山賊が現れた、零度は足にスケートを装備して地面を滑り山賊の前に現した、そして山賊の一人に近づいていきなり口づけをした瞬間、相手の身体は一瞬にして氷結した



「ばっ化け物だ！にっ逃げろ」



零度「逃がさないわ」



分散して逃げ出す山賊に対し零度は深く息を吸って空気中に流れるように吐息すると瞬く間に氷の風が周囲に広がって逃げる山賊達の身体の表面だけ凍り身動きが取れなくなりまだ生きているが肺が氷結して息が出来ないのであった、息が出来ない、つまり水中にいる状態である、息が出来ない事がどれだけ苦しいか・・・・脳に酸素が供給されないと脳に大きなダメージを受け痙攣や呼吸混乱が発生する、つまりじわりじわりと苦しみながら窒息死するのである



山賊はほとんどが氷結してアイスマン状態で死んでいる姿をみた山賊達は慌て逃げ出すのであった




この状況にまだ理解していない山賊のボスは逃げ出す山賊を取り押さえて事情を聞いた後、ある作戦を考えたのである