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Sな彼女
第8章 ホテルにて -4-

岬の人指し指が俺の唇に押し当てられた。
「りょおちゃん、舐めて」
言われた通り、岬の指を舐める。
「もっといっぱい舐めて……そう……今のりょおちゃん、凄くいやらしくていいね」
唾液まみれになった人指し指を、岬は手を伸ばし俺の後孔に触れた。
また入口をくるくると撫でられる。
「さっき、いっぱいしたから、今度は優しくするね……」
後孔を撫でながら、器用に岬は腰を動かす。
「……あ、あっ…………」
前も後ろも刺激を与えられて、また声が漏れる。
「かわいいね……」
俺は、岬にしがみついたまま首を振った。
26のいい歳した男が、かわいい訳が無い。
「やわらかくなってきたね……」
押されて、撫でられて、自分でも解れていく感覚が分かる。
「こっちも気持ち良くならなきゃダメだよ……」
岬は激しく腰を振った。彼女の中がキュッと締まる。
「ああッ!」
「……ん、いい子…」
岬の声も掠れている。
彼女もまた感じているのだろう。

