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傘の雨
第3章 涙に花
久しぶりに事務所にきた。

この後のレッスン何時からだっけと思いを巡らせながら、隣に座ったユエンと小競り合いをする。

ドアが空いて代表が姿を現すと、呼び出されていた俺たちは直立不動で一礼をした。

「レッスンはどうだ?」

「はい、苦しい時もあるけど、楽しいです」

「そうか」

チョンPDは俺たちの顔を1周見渡した。

「パク・ウジン、ホン・シユン、ユン・ジェド、イ・ヒョヌ、コバヤシ ヨシト、チョン・ジョンウ、ディン・ユエン、オトワ ジン、キム・ソンミン」

「はい!!」

胸ポケットから1枚のメモを取り出すと、ゆっくりとこちら側に見えるように開いた。

CROWNixと書いてあるそれ。

「1番練習生期間が長いのは誰だ?」

「ヒョヌと自分です、次がジョンウ…」

「ウジンとヒョヌは何年なる?」

「4年です」

「そうか…このメンバーはどうだ?」

「…!最高のメンバーだと思います!!」

ウジンの語尾が強くなると、チョンPDはにっこりと笑った。

「この9人で王冠を獲りに行こうじゃないか」

CROWN IX

王冠と9

「デビューは4月9日だ」

立ち上がる者、泣き出す者、それぞれが歓喜に包まれていた。

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