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傘の雨
第4章 熱に氷
「な、にそれ…」

「ずっと好きだった、そんな優しい振り方じゃ諦められない」 

結鶴はぎゅっと唇を噛んだ。

「“好きじゃない”」

「好きじゃ…ない」

「“顔も見たくない”」

「顔、も、みたくない…」

「“記憶から消し去りたい”」

「き、おくから…消し、去りた、い…」

「“絶対すきにならない”」

「ぜっ、たい…すきに……なら、な、い……」

「“ハニが入る隙間なんて1ミリもない”」

「ハニが……はい…る…っ……す、きま…なんっ…てい、ち…っ…みり…っ…もない…っ」

「“大嫌い”」

「だい…き…っ…う〜「やっぱ諦められないわ」

俺は泣きじゃくる結鶴をぎゅっと抱きしめた。

「俺の事泣くぐらい好きなんじゃん」

「だっ…て…私じゃ…つり、あわないっ…」

「俺がるーがいいって言ってんの!どんだけ好きでいたと思ってんの?るー以外無理だから」

「はに…すき……」

「ん、ありがとう」

やっと俺たちの気持ちが溶けて合わさった。

どんな手を使っても手に入れたかったって言ったら……引く?




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