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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第9章 葛藤の後始末ー秘書部長
「はあ・・
こう1人で居るから余計な事を考える」
秘書2課内は、俺以外誰も居ない‥
居られたら困る事をしていたんだから当たり前だが・・・
(一番残りそうな唄姫は、副社長にくっ付けてアフターで放り出したってか・・)
毎日全員に指名が入る訳でも無い‥
部長クラス以下は、呼べる周期を設定してあり、月に数回それで上手く回している‥‥
(読めんのは重役連中)
こっちに制限は無い‥
そして設立時のメンバー以外は、俺の知る範疇外、特に副社長は良く遊ぶ。
(そろそろ秘書2課を潰す良いネタが出ないかよ?)
何時までも出来る事じゃ無い、何事も退き際は肝心‥
とは言え、今のところ決定打になるネタに乏しいのが現実。
「・・・・たくっ‥」
「あれ?
樹部長まだ仕事だったんですか??」
戻って来たのは‥‥陽菜‥‥
随分長い時間、天羽のところに居たようだ。
「ああ・・
これでも部長なんでな、余計な仕事だったら沢山ある」
「はぁ‥
そう‥ですか‥‥」
「???」
何か言い回しがおかしいと陽菜を見てみれば・・
上気した顔に挙動不審な仕草、そして何となくソワソワし居心地が悪い‥そんな印象。