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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第9章 葛藤の後始末ー秘書部長
このまま萎えるとは思わないが、高まりを持続する為と‥‥‥俺がこうしたかった・・・
陽菜とのキスは嫌いじゃない、寧ろ好きな方だろう‥
すっかり上手くなりやがった陽菜のキス、逃げ回っていたのが、そろそろ懐かしく感じるほど。
「ンッ・・はぁぁぁ・・・・・」
「・・・どうした?」
頬に触れ、急に唇を離した陽菜を不思議そうに見れば‥
陽菜は俺の顔を、ただじっと見ている?
「・・・
ずっと、そんな穏やかな顔をしていたら良いのに‥‥
樹部長は格好いいんだから、絶対モテると思う・・・」
「・・・
あのな、今それを言うか?」
「えっ?」
全く、イッてスッキリしたらこれか‥
他の男の心には敏感に反応するくせに、俺だけは対象外らしい。
それはそれで少々傷付く‥
ずっと仕事として接して来たから、気付けないのかも知れんが・・・
「今抱かれているのは誰だよ‥
・・・だったら陽菜、お前が俺のモノになるか?」
少しの冗談と、少しの本気‥
此処で陽菜が頷いたら、俺はアイツにでも陽菜を渡さない!
「えぇ!?
それは‥その‥あの‥‥‥」
「・・・
冗談だ、お前本気にしたのか?」
「冗談・・・・・」