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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第4章 秘書2課派遣部



「では、此処に居る主だった秘書を紹介する」


樹部長は漸く席を立ち、私と共に秘書2課の中心部分に立った。



「今日から秘書2課配属の小鳥遊陽菜君だ‥
皆手が空いていたら仕事を教えるように!」


「あら、樹部長?
こんな飾り気の無い子が、秘書2課で勤まるかしら??
直ぐ飽きられて窓際ね‥くすくす‥‥」


「それを教育するのもお前の仕事だろ唄姫‥
唄姫麗歌、うちの中でも一番派遣率が高い」


「当たり前でしょう、私に堕ちない男はいないもの‥
今日は副社長だったわね樹部長?」


「そうだ‥
機嫌を損ねるな、俺が言うのはそれだけだな」


「分かってるわよ!」


何故か最後は機嫌悪かったんですけど‥
それにしても飾り気の無いって‥まあ事実だけど多少は傷付く。


今の私は腰まである、あまり染めて無い髪を1本のヘアゴムで縛り、化粧はギリギリまで薄化粧。


仕事だもん、アフターじゃないんだから、これで十分って自分に言い聞かせていた。



「唄姫さんは、この間副社長を怒らせたのよ‥だから‥‥」


もう1人、今度は大人しめな女性(ヒト)・・・



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