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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第10章 求愛猛攻撃ー常務取締役

『確かに陽菜の言う通り、今日は引き下がるけど、絶対社長のOK貰って来る、本気で待ってろよ陽菜!』
・・・って、一応奏常務は秘書2課から出て行ったけど、問題がもう1つ・・・
「・・・
唄姫、1週間の出社停止、それと2ヶ月間の指名の取り消し‥
この話は社長の耳にも入っている、変更は無い」
「そんな・・・・」
「どんな理由であれ、手を先に上げたのはお前だ、それも雅楽代常務の目の前‥
言い逃れは一切出来ん、以上だ」
もしかして‥奏常務が社長に?
段々話が大きくなって来て嫌だと思う。
でも、社長決定じゃ誰も逆らえない‥
当人の私だって‥‥
「陽菜ちゃん、頬‥少しは引いた?」
「痛みは‥‥」
「もう暫く冷やしていようね」
「はい、深夜さん‥‥」
そんなやり取りを、唄姫さんは睨んで出て行った‥
出社停止という事で、社内には居られないから。
そして‥
樹部長からは、なに1つ話は無かった‥
私の事なのに、私だけ置いてきぼりな気分・・

