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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第12章 マンションー社外相談役
「私は・・・」
「今すぐ答えを求めている訳じゃない‥
陽菜だって考えたい事はあるだろう、ただ‥俺は待つ陽菜が答えをくれるまで‥‥陽菜‥‥」
もう少し強く抱き締めても、陽菜に反抗の意志は無い‥
それを良い事に、陽菜の額にキスを1つ落とす。
「雲母さん私‥‥
嫌いじゃ無いとは思うの、でも雲母さんは私を知っていても、私は雲母さんの事を全然知らない、多分そこからだと思う」
「当然の答えだ‥
まあ‥セックスの相性は凄く良さそうだがな」
「っ!それっ!!」
いきなり顔を真っ赤にして、俺の顔を見る陽菜‥
俺の方は可愛くて仕方が無い、こればかりは惚れた贔屓目だ。
「明日は仕事休みだろう?
1日俺に付き合って見るか??
俺も休みだし、俺の事を知るなら丁度良い」
「1日‥ですか?」
「ずっとでも良いがな俺は‥
何処か行きたい場所はあるか?」
「ずっと・・・・・
行きたい場所と言われても‥簡単には出て来ないです」
「それもそうか‥
明日の朝までには俺が考えておくが、このマンションで1日中も悪くない」
「・・・っっ!!」
どうやら先ほどの応接室のせいもあるが、俺の発言は陽菜にはエロい方に取られがち。
勿論、俺だってその気が無い訳ではないが、無理をしてまで陽菜を抱こうとまでは思っていない。