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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第12章 マンションー社外相談役
「これ‥逆に恥ずかしいですっ!」
Yシャツの前を両手で押さえ、そうやって恥ずかしがりモジモジと動かれたら、俺の方が堪らない。
不味いな‥理性より本能が勝ちそうだ‥
その辺の女だったら、かろうじて理性が勝つが、陽菜を前にして理性が勝つとは思えん。
「良い感じだぞ?
・・・来いよ‥陽菜・・・」
「き‥雲母さん‥‥」
躊躇いながらも陽菜は俺に近付き‥
俺は陽菜の腕を掴み、座っているローソファーの前‥俺の両脚の間に陽菜を入れるようにして座らせた。
そのまま後ろから陽菜を抱き締める‥
俺と同じボディーソープの匂いが、また堪らなく良い。
「??
お酒?」
「ああ、何時もの癖‥
陽菜、酒は?」
「少しなら・・・」
「ソファーの横に、小さなカクテルが入っているが飲むか陽菜?」
「少し・・・」
動くのも面倒と、ソファーの近くには小さな冷蔵庫が備え付けてあり、その中から一番軽めのカクテルを取り出し陽菜に渡した。
「雲母さんは何を?」
「俺はバーボン、1人で飲むんだったら、これが一番良い」
「キツいお酒・・・」
そう言って、自分のカクテルをひと口。