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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第12章 マンションー社外相談役
「陽菜のは甘めのやつだ‥
めったに人なんか来ないが、来ると必ずそれを飲む奴が居る」
「男性?
でも、これって女性が好きそうな??」
「男だ‥しかもこんな酒は似合いそうに無い奴だが、何故か好むんだよ‥
女はこの部屋に入れた事が無い、陽菜が初めてなんだ‥おかしいか?」
「もっと遊んでいると思った・・」
これじゃ言われるか‥
如何にも女慣れしている雰囲気だし、勘違いされて当然。
「一度も遊んだ事が無いと言ったら嘘になるぞ?
俺だって、そんな年はあったからな‥
たがこの2年、女遊びなどしていない‥‥惚れた女が居れば、遊ぶ気など無くなるんだ男ってのは」
「それは‥‥」
「俺の方は、講義の度に陽菜を見ていたからな、講義が終わった後、よく女友達と遊びに行っていた‥楽しそうに‥」
「・・・
本当に知っているんですね」
「まあな‥
2年‥陽菜を見たいが為に、講師を引き受けていたくらいだぞ?」
気紛れの1回の筈が2年、俺も良くやったもんだ‥
陽菜という目的が無ければ、本当に1回で終わっていた話だ。