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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第13章 俺様だけど・・ー気になる人
とりあえずこのままという事でマンションを出たけど、私の方が居心地悪い。
だって私はただのOL、しかも男に抱かれるのが仕事‥
対して雲母さんは、私が居る会社より大きな会社の社長。
この時点で、格差は激しい‥
それくらい私だって分かってる。
幾らセレブって成り上がりの意味‥なんて言葉を言っても、しがない一般人の私とセレブの雲母さん。
もう見た目からして違い過ぎる!
「・・・
陽菜、どうしてそう気にする?
俺が好きでやっているんだ、誰にも文句は言わせん」
「でもね雲母さん‥
一般人とセレブは違い過ぎるよ、それに私は秘書2課‥どんな仕事か知っている筈」
「それがどうした?
外に出れば、そんなもん分からんだろ‥
考え過ぎだ陽菜」
「・・・・・」
考え過ぎかも知れないよ、だけど私は"知ってる"だから今こうして1人で居るんだから。
表参道に着き店に入っても、私と雲母さんの差に店員も少し渋い顔‥
やっぱりって思う。
「・・・
彼女に似合う物を見繕ってくれ・・・」
「畏まりました‥
さっ、どうぞこちらへ」
「・・・・・」