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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第15章 急なお呼ばれー取締役社長



秘書2課に移動して来て、お試しと言う名の関係を持ってから、俺の中の地味な女という印象はハッキリ変わったさ。


地味に見せてはいるが素の陽菜は美人の類、しかもその天然さで男心をしっかり掴む。


ただし、陽菜は相手に対して入れ込むが、絶対に本気にはならない、これも分かった。



(雲母の奴、陽菜を本気にさせる事が出来るのか?)


だが今日の陽菜を見る限り、陽菜の心に某かの変化があったのは確か‥
社内誰1人、陽菜の心を此処まで動かした奴は居ないのに‥‥ちっ‥



(元々、雲母が陽菜を見付け出したんだから、文句も言えんがな‥
しかしどうやって見付けたんだよアイツは‥‥)


これと、裏で何をやっているか、この2つは雲母の奴は俺に教えない‥
知らない方が楽に動ける、そこまで問題があるのか‥陽菜に??



(それより奏が関わる以上悠久の問題)


雲母も悠久以外と言いやがっている‥
あれでも兄弟だ、悠久のやる事なんざお見通しなんだろ。


人の心‥読心術や人間心理が得意な雲母だ、悠久の変化など俺が言う前に気付いてる‥だから離れた。



(面倒くせぇ‥)


ひと言で言えばこれに尽きる、唄姫の事もあり秘書2課内は日々緊張感、半分は奏のせいだかな・・・・・



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