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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第15章 急なお呼ばれー取締役社長
「・・・・・・・悪いね、こんな雑用まで・・・」
「いえ、毎日お茶だけ頂いているのも心苦しかったので、こういう方が楽です」
「だけど経営系の補填資料なんて良く分かる」
陽菜君も毎日じゃと思い、最近は本当に秘書的仕事を頼む事も多々。
だが、私のところに来る物といえば、経営面の事ばかり‥
陽菜君には難しいかと思ったら、さほど苦も無くこなしている。
「・・・
大学は経営学科専攻でしたから、この程度でしたら分かります」
「経営学‥意外だね、そういう事には興味が無いと思っていたが?」
「何となく‥‥でしょうか、面白そう‥そう思ったんです、評価はそこまで高くありませんでしたけど」
「普通は何となくで経営学は学ばない‥
ああ、そう言えば樹部長も経営学卒だった、後は雅楽代相談役も‥‥」
「へっ?
・・・・きゃっっ!」
何故か持っていた資料事ソファーに突進‥
まあ、ソファーだから怪我は無いと思う。
それにしても‥雲母君の役職名を出した途端に慌てた陽菜君‥
彼も漸く動き出した、あれで真面目だからね雲母君は、誠実に陽菜君に付き合うだろう。