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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第15章 急なお呼ばれー取締役社長
奏常務お見合いするんだ‥
そうだよね、私、私と騒いでいるけど、奏常務だったらお見合いの1つや2や3つ‥もっと沢山あっても別に変な事じゃない。
そっちの方が普通、私に拘る方が少し違う‥
でも、そう考えちゃうと、雲母さんも同じ‥だ。
何だか自分で考えているのに、自分で落ち込みそう‥
あ‥あれ?どうして私、落ち込むの??
「・・・陽菜君?」
「あ‥本当にすみません天羽専務、仕事再開しますので‥‥」
やだっ!
私仕事中なのに!!
せっかく、天羽専務が仕事を任せてくれているのに、私のドジ!
専務室はデスクが1つしか無いので、私はソファーの方を借りて仕事。
少し難しい内容だけど、理解出来ない訳じゃない‥
経理をやるより楽?
元々が経営学だったから。
経理も経営学の1つだけど、お茶汲みとコピーじゃ経理とは‥
だけど此処の資料は、しっかりとした経営面でやりがいがあるよ。
それは天羽専務に感謝してる、私を普通に扱ってくれるから、本当に秘書課に居るみたいな感じ。
そうやって天羽専務の仕事を手伝いながら、どれくらいの時間が経ったかな?
急にノックの音も無く、専務室のドアが開かれた。