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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第16章 泣き濡れてー抱き合う夜



そ‥‥そうだよね、私ってば呼び鈴が鳴っても、立ち上がれ無かったし、雲母さんが入って来て安心の方に頭がいって、どうしての方まで回らなかったよ。



「重ね重ね‥ごめんなさい‥‥」


仕事終わりに車を飛ばして来てくれて、抱き締めて安心させてくれて、台所にまで‥
更に鍵の心配までされるとは、私完全に呆け過ぎてる。



「漸く頭が回って来たようだな‥
で、不用心陽菜、これは俺の方が不安だぞ、俺のマンションはセキュリティーだけはしっかりしてる、来いよ俺のマンションに」


どうしよう、雲母さんのあのマンション‥
私‥行っても良いの?邪魔にならない??



「雲母さん仕事‥
それに邪魔になるかも私‥‥」


「1日2日空けたところで、どうにかなる仕事はしてないぞ俺は?
それにこの不安材料だらけだったら、マンションに居てくれた方が、よっぽど安心出来るってもんだ」


「うっ・・・」


「それにな‥
悠久に狙われているんだったら、余計に俺のマンションの方が分かりにくい‥違うか陽菜?」


雲母さんの言う通りだけど‥
そこまでするの??


うんん、雲母さんは可能性を考えてる、雅楽代社長や奏常務が此処に来る可能性も。



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