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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第16章 泣き濡れてー抱き合う夜
「風呂使うか?」
「いい‥会社のシャワーブースを良いだけ使って来たもの」
「だったら着替えと冷やす物だな‥
酒は飲むから、氷だけは無駄にある」
部屋に入り荷物を置き、まずは陽菜の着替えと、腫れを冷やす物。
(相変わらずYシャツしか無いんだが‥
長袖ニットくらいはあったか?)
男の1人暮しの生活事情なんぞこんなもの‥
仕事上のスーツやYシャツなどは沢山あるが、私服となると極端に少なくなるのが悩みの種。
とりあえずYシャツと、奥からニットを1枚‥
後は冷やす‥氷嚢を作れば大丈夫だろう。
「この2つしか無いが‥」
「パジャマ入れて来ましたから」
「俺的にはこっちが良いな陽菜?」
少々気になる事もある、なるべくなら陽菜の身体が見やすい方を選んで欲しい。
「・・・
じゃあ‥またYシャツで・・・」
「ああ‥
俺は氷嚢を作るから、適当な場所で着替えれば良い」
一応は見ない振りだろ?
着替えは女のプライバシー内、幾ら関係があれど、その範囲は守ってやりたい‥俺の持論だがな。