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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第16章 泣き濡れてー抱き合う夜
私‥大学時代から、隠し事が当たり前になってしまってる‥
嘘は言っていないけど、どうしても言いたく無い事は隠す。
それが私なりの処世術だった、世間に馴染む為に、微妙な事実を隠して。
なのに‥雲母さんを不安にさせるなんて、私は思わなくて‥
何処までドジなんだろ私・・・
「背中出せ‥‥」
「へっ!?」
湿布を探し出したらしい雲母さんのひと言‥
自分でやるから‥‥
「あのな、場所が場所なんだ、1人で出来るなど言うなよ?」
「・・・バレてる」
「全く‥‥
Yシャツを脱ぐ!」
「えぇ――!!」
ちょ‥雲母さんの目の前で脱ぐのぉ!?
「なんだ?
陽菜は俺に脱がされたいのか??
俺は全然構わんぞ、逆に楽しみが増えるってもんだ」
「そんなぁ‥‥」
勝てないよ、こんな言い方‥絶対に計画犯だよねこれ。
渋々ながら、Yシャツのボタンに手を掛けて‥
雲母さんの痛い目の中で、Yシャツを脱ぎ落とした。
「かなり大きな痣だろうが!
これで良く我慢していたもんだ、ブラも外すぞ、そっちの方まで少し青くなっている」
「・・・・・はい」
手当てという事で、別の意味で逆らえないよ‥
恥ずかしい‥‥