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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第16章 泣き濡れてー抱き合う夜
「何か食えるか?」
「食欲はあまり‥‥」
「仕方無いな‥
ほら、ベッドルームに行くぞ陽菜、明日はゲストルームの方を整理してやるから、今日のところは我慢してくれ」
「雲母さんと一緒?」
「嫌か?
だったら俺はソファーにでも‥‥」
「違う!
・・・その‥嫌じゃないです・・・」
「素直な方が良いな陽菜は」
「素直・・・」
陽菜には悪いが使う事も無いと、ゲストルームは何も置いていない‥
ベッドはあるがマットレスだけの有り様。
明日、購入ついでにハウスキーパーを入れなければ、ゲストルームも何もあったものじゃない。
「良く見たら、凄く広いよね」
「無駄に体格がデカいからな、余裕がある方が丁度良いんだ」
「大きいよね雲母さんって、私が小さく見えるもの」
「陽菜は普通程度だろ?
そこまで小さいとは思ってない」
「160センチくらいかな?」
「十分十分」
半分軽口を叩きながら、陽菜をベッドに突っ込み、俺も漸く着替え‥
とは言っても、流石に面倒が先に来て、スラックス以外を全て脱ぐだけに止めた。