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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第16章 泣き濡れてー抱き合う夜



「俺としては、居ない間に家宅侵入でもして、証拠を押さえた方がありがたいんだがな‥
・・・此処までやったんだ、もう手加減する気は無い、本気で悠久を潰す・・・」


『雲母お前・・・』


「始めに言った筈だ"悠久以外"と‥
悠久以外の事には全て目を瞑った、凪‥お前の事もな、俺が何も気付いていないと思ったのか?」


『・・・ちっ‥
証拠だが、どうにかなるかも知れん、俺は口を出しただけで見ていない、そっちは天羽と話してくれ』


「天羽に何か頼んだのか?」


『自分で連絡を取れ、それくらいの意趣返しをしてもバチは当たらんだろうがっ!』


な‥‥なんか、私が入れないくらい‥
というより、お互い口が悪くない!?


雲母さんも樹部長も、何時も以上に悪いよ。



「天羽には連絡を取る、それが証拠になるならな‥
だが問題もある」


『また連絡が取れないだの、俺に隠している話か?』


「多少は関係ある‥
俺が直接出向いて、悠久を潰すのは一向に構わんが、陽菜と‥凪お前の身の安全が優先」


『俺かよ・・・』


「私・・・」


「陽菜の事で潰しを掛けて、一番に疑われるのは誰だ?
凪お前な、自分の立場を分かってるか??
今の悠久が本気になれば、お前でもタダでは済まない」



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