この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第16章 泣き濡れてー抱き合う夜



陽菜は渋い顔‥
樹は絶句‥
普通はこうだろうな、あまりに小鳥遊の名は語られなさ過ぎる。



「この日本で、小鳥に遊ぶと書いて"たかしな"と呼ぶのは少ない、いや一族だけ‥
普通は"たかなし"と呼ぶのが一般的、当て字に近いから、殆ど気付かれない」


「・・・・・」


『・・・・・』


「小鳥遊家は特殊で、その出は皇族華族からの流れ、今の獅王社長が小鳥遊宗家‥
まあ一族皆商売上手らしいとは聞くが、確かな血統と国内最大の大企業、それを仕切っているのか獅王社長・・」


『悠久が聞いたら、泡を吹く家柄だなおい‥
皇族に近い血筋はそう居るもんじゃない』


「政界財界海外、何処にでも顔が利く‥
ついでに言えば、獅王社長の奥方が紫吹碧(シブキ アオイ)、紫吹ブランドがあれだけ大きいのは、獅王社長という強力なバックグラウンドがある為だな」


「・・・知って‥‥いた・・・・」


雲母さんは、私の事を全て知った上で‥
それでも秘書2課に居る私を‥選んだ。



「ああ、黙っていて悪かった陽菜‥
陽菜を手に入れる為に、先に獅王社長から交際の許可を取った‥‥
そして、今陽菜が働く悠久の会社に何があっても、表に出る事以外は黙認すると、本人に会うのに随分と時間が掛かってしまったのが難点だったか」



/878ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ