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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第17章 マンション2ー雲母と同居?
「湿布だけは変えるか‥
後朝飯だが、パンくらいしか無いぞ?」
「良いよ、トーストと牛乳くらいで‥
昨日のお弁当とお惣菜も使えるでしょう?」
背中の湿布を取り替えて貰いながら、楽しくお喋り‥
5年間一人暮らしだったから、この感覚は久しぶり。
「弁当と惣菜??」
「そう、食べないなんて勿体ない、ちゃんと別にアレンジして、あれも食べよう?」
「あ‥ああ・・」
終わって後ろを向いたら、雲母は不思議顔‥
私また変な事を言った?
「??
どうしたの?」
「いや、勿体ないは予想外か‥‥」
「それって、私は料理も何も出来ないって言ってる‥
これでも5年、殆ど自炊なのに‥‥」
「ほおー
陽菜の手料理か、悪くないなそれは‥
独身男は手料理に飢えてんだよ」
「独身って‥それ私も同じじゃない!」
「気付かれたか‥
独身は独身だろ?
俺は10年以上一人暮らしだがな」
10年以上‥
って、それは自慢じゃないよ。
「とにかく、服を着たら、買った食材をもう一度見るから」
「ああ‥
リビングに行っている」
雲母って、着替えとかには立ち入らない‥
これはかなり安心出来る。