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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第17章 マンション2ー雲母と同居?
普通にジーンズに軽めのニット、動きやすいを考えたらこれが一番!
雲母には渋い顔をされたけど・・
「かなり現実的だな陽菜」
「動きやすさ重視です、こんなものですよ?」
キッチンで昨日の食材のチェック、パンやサンドイッチが多いし、お弁当をバラして全てサンドイッチにしちゃおう。
「ついでに服も買うか‥
もう少し可愛いのを着ろよ」
「え―!
こういうラフな格好が気に入っているのに‥」
「触れられないんだ、目の保養くらいさせろ‥
着飾れば美人なのに、どうしてこう地味な方を選ぶのか‥‥」
「もうクセですっ!」
地味で結構、今の方が良い‥
着飾っても‥‥疲れるだけだから。
テキパキと作り替え、シンプルにサンドイッチと牛乳、朝だったらこんなものでしょう?
「・・・
意外だな、弁当が此処まで変わるとは・・」
「考え方の違いです、お弁当だって使える食材はあるんです、ご飯は‥無理だったけど」
「十分さ‥
捨てるつもりだったしな」
「だから勿体ない‥‥」
「主婦じみてるな陽菜は、金銭感覚が高そうだ」
「そりゃ収入がね‥
会社の初任給なんて少ないもの、やりくりだけは上手くなるんですっ」
「仕送り無しか?」
「断ったもの」
社会人なんだし、何時までも親はと断ったんだけどな?