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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第17章 マンション2ー雲母と同居?
「陽菜らしく‥
俺はそう望む、多分大学時代の陽菜が、一番自分らしかった‥違うか?」
「・・・・・多分」
「だったら何故変えた?」
「・・・
お嬢様だとバレバレだって言われた‥
だから就職を期に、全て替えてみようって思ったの‥‥
もうセレブ達の逆玉の輿の対象になるのは‥全員私じゃ無くて、私の後ろにある物を見て、私はただの都合の良い人形、それが堪らなく嫌、だから私は逃げた私の自由の為に」
「・・・
それが理由だったのか・・・」
「だから‥‥
雲母が、社長でセレブというところで歯止めが掛かる‥
雲母の事は嫌いじゃないと思うのに、私はどうしても頷く事が出来ないの、雲母のせいじゃ無い、私の心のせい‥‥」
一度、口に出しちゃうと、次から次へと‥
これが私の本心、嫌いじゃないのに頷けない私。
「・・・
俺は陽菜の為だったら、今の立場を投げ出しても一向に構わない‥
逆に清々するかもな、昔みたく1からやるのも悪くないさ」
「・・・雲母・・・」
「本気だぞ?
1からでも、またのし上がれる自信はあるからな‥
今の地位など、簡単に捨てられるんだよ俺は、拘りは無いんだ」
だって‥1から作ったと‥
それなのに、簡単に捨てられるの!?