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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第18章 また呼ばれてー監禁応接室
「獅王社長は名前だけが有名で、なかなかフルネームを知っている者は少ない‥
というより、雲母君は獅王社長に会っていたんだね」
「雲母がなかなか動けなかった理由だよ、獅王社長に直接会うのに時間を食っていたらしい‥
そして、この会社の風評が表に出ない限り黙認、こういう約束を取り付けて来た、ついでに言えば小鳥遊との正式な交際の申し入れもな」
「雲母君らしい‥
だが、表に出ない限り黙認という事は、表に出たら獅王社長が動く」
「そういうこった‥
秘書2課の事が出て見ろ、3日経たずに会社は無いだろうよ」
「それに陽菜君が関わっていると知れても‥」
「それも不味いだろうな」
ぶっちゃけて言えば、獅王社長のお嬢様とは知らずに、会社中の男達でお嬢様を輪姦した‥こう取られてもおかしくは無いこの状況。
だからこそ雲母は、表に出ない限り黙認という約束を取り付けたんだろう‥
アイツの周到さは、俺や天羽の上を行く。
「あの一回で、悠久君が陽菜君を諦めてくれれば良いのだがね」
「奏(カナデ)の問題もある、あっちも諦めが悪いと来た‥
本当にあの親子は手間が掛かる‥‥たくっ」