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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第18章 また呼ばれてー監禁応接室
「親子だから、悪い方の性格は似るもの‥
・・諦めてくれないか、厄介な事で‥‥」
「・・・
雲母は一度、悠久を完全に潰す気でいる‥
雲母と悠久‥本気にさせたらどちらがヤバいか、俺達は知っている筈だな天羽?」
「間違い無く雲母君だろう、そろそろ私も転職でも考えようかな?」
「・・・
俺と仲良く雲母のところに行くか?
少なくとも雲母はそのつもりだがな」
「なるほど・・・」
元々が、俺も天羽も雲母側に付く予定だった‥
それが少し遅くなっただけの事、まあ雲母は俺をこき使いそうだが。
それはそれで悪く無い・・・
「そう‥陽菜君は出社しているのかい?」
「いや、この数日休みを取っている‥
理由が理由だ、悠久も口出しはしていない‥だがずっとこのままという訳にはいかんな」
「また私のところを非難場所にすれば良いよ」
「それはな‥
こう素性が分かって、ホイホイと派遣出来るかよ・・」
「まあ不味いのは確か‥
私のところだと、本当に仕事の手伝いだからね、彼女は経営学に適している、大学も経営学専攻だったようだし、後は家系かな?」
「経営学かよ、意外な才能だ」
「小鳥遊家は皆商売上手、陽菜君もしっかり受け継いでるよ‥
雲母君が特別講師をしていた大学‥東大とは言わなくても、それに準じたレベルの大学、そこに陽菜君が在籍していた、能力は本物だよ彼女は」