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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第18章 また呼ばれてー監禁応接室
「雲母の奴が特別講師していた‥
それで小鳥遊を知っていた訳かアイツめ‥‥」
聞いてないぞそれは‥
そういう理由だったのか、アイツは随分前から陽菜を知っていて‥本当に勝ち目無いなこりゃ‥‥
「そうむくれない樹?
なにせ雲母君だからね、用意周到に立ち回っていた‥こんなところだろう」
「だろうさ‥
にしても、小鳥遊が出社してからが勝負か‥
もう少し回りを固めるしか無いだろう、意外に小鳥遊贔屓の男は多いんだ、そこから攻めるべきだろうな」
「あの性格だからね、味方は多いかも知れない、それを利用する気かい樹?」
「もしもの為‥
行動を起こされたら俺では止められん、勿論天羽にも動いて貰うだろう、重役関連は天羽じゃなければ手が出せん」
今の俺では限界がある、そして何かあれば悠久に真っ先に疑われるのは俺。
それなら、全く関係無いところに重点を置くべきだろ?
正攻法が通用しないなら脇から攻める、これも営業時代に培ったもの‥
伊達や酔狂で営業をやっていた訳じゃない、未だに横の繋がりは強いつもりだ。
それを少し利用するだけの話、そこまで悪い事をしているんじゃない‥
決まれば、サッサと繋ぎを付けるさ。