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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第18章 また呼ばれてー監禁応接室
頬の腫れは2日目には引いたけど、背中の青痣がなかなか消えず、結局4日ほど仕事を休んだ。
幾ら雲母でも4日も休みは取れなく、3日目の午後に連絡が入り仕事に戻ってる。
でも・・・
『陽菜の飯は食うからな!』
だって・・・
本当に、仕事が終わったら速攻で帰って来てるみたい‥
とは言っても時間不規則の社長業、帰りが21時とか22時とか当たり前らしい。
ちゃんと夕食を作って待ってるけど・・
「そろそろ仕事にいかないとダメだよね・・」
1人の空き時間、ポーっとネットを見ながら追加の食料品を選択中‥
初めて見た時は、あまり食べない方なのかと思ったら、実際は良く食べるので予想外の材料不足に、こうして食料品を検索。
「でも会社‥雅楽代(ウタシロ)社長が‥‥」
マウスを動かしていた手を止めて、軽いため息‥
はっきり言って怖い、またあんな思いをするのは‥‥嫌。
だけど、そんなに長く休めない、それは樹部長も言っていた事だよ。
『飼い殺しにしてやる』
雅楽代社長の言葉が耳から離れない‥
幾ら雲母が守ってくれたって、社内は私自身が気を付ける事しか出来ないんだもの。