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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第18章 また呼ばれてー監禁応接室



雲母は最後に、私のアパートには戻らず雲母のマンションに戻る事、そう付け加えた。


心配しているのが分かるから、私は素直に頷いたよ‥
ただ1つ、雲母の告白には頷いていないけど・・




出社当日の朝、ちょっとしたバトルが勃発!?



「陽菜、俺の分も作れよ」


「えぇ―!
お弁当箱が1つしか無い、その前に雲母がお弁当を持ってって良い訳!?」


そう、私がお弁当を作っていたら、自分も欲しいって‥
こういうところは意外と子供!!



「大概は社長室で出前だ‥
誰かに見られる訳じゃなし、弁当くらい良いだろ‥なあ陽菜?」


「うーん‥入れる物・・・」


時間が無いっていうのに、広いキッチンでタッパーでも良いから探したよ、そりゃ必死に。


雲母に持たせてあげる分くらいの材料はあるの、ただそれを入れる入れ物が無いだけの話。


本当に必死に探して、漸く忘れられていたであろうタッパーを発見‥
今日のところは、これで我慢してぇ!



「見た目は気にせんぞ?」


「帰りに、お弁当箱をもう1つ買って来るから‥」


何とかこれで妥協、時間自由な雲母とは違い、私の方は出社時間があるのっ!


手早く雲母の分のお弁当を詰め込んで、もう電車の中でサンドイッチで良いと、それも鞄に詰め込み、私はマンションから飛び出した。



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