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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第18章 また呼ばれてー監禁応接室



だけど‥聞きたい事だってある‥
あの電話の時に私の素性がバレたから、だから樹部長達は私を守るの?


小鳥遊家のお嬢様だから‥‥それだったら‥必要無い‥
私はもうお嬢様じゃないもの。



「樹部長・・・」


「なんだ?」


「聞きましたよね私の素性‥
‥‥獅王(シオウ)が怖いから私を守るんですか?
紫吹碧(シブキ アオイ)が関わるから、私を守るんですか??」


「・・・
獅王社長が怖いってのは認めるな、国内獅王社長に睨まれたら仕事なんぞ出来ん‥
だが紫吹碧?なんでだ??」


「あれ‥そこまで言ってませんでした?
私の母は紫吹碧です、紫吹ブランドの‥」


「・・はぁ!?
マジかよ・・・随分と有名な親だなたくっ・・
・・・別にそれが理由で守る訳じゃない、雲母の奴に頼まれたからだ」


「そう‥‥ですか」


それなら良い‥
獅王や紫吹の名で守られたくない、既に私はあの家から出た人間だから。



「聞いたとは思うが、雲母とは中学からのダチでな、間々連絡は取っていたんだよ‥
そこに小鳥遊、お前を守って育ててくれと、頼む事を良しとしない雲母が俺に頼んで来た‥流石に驚いたさ俺も天羽も、天羽もお前の素性は知っている、素直に守られてろ」


天羽専務も知っている、それに私を守る事にも同意しているんだ。



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