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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第18章 また呼ばれてー監禁応接室
聞きたい事は聞いたから、私はその日から秘書2課を通さず、直接天羽専務のところへ行く事になった。
天羽専務のところでは平穏無事、みんなが警戒していた事は無く、ただ天羽専務の手伝いをしながら日々だけが過ぎていく。
あっ!
勿論、お弁当箱は買ったよ?
今は2人分のお弁当を作ってから出社、これがパターンになってる。
「陽菜君、計上利益の総括をお願いして良いかい?」
「はい大丈夫です天羽専務」
普通に秘書仕事、これにも慣れた‥
元々、天羽専務は秘書を断っていたらしく、こう忙しい時期なんかは残業当たり前で全て自分で処理していたらしい。
「今期は陽菜君が居るから助かるね‥
私1人だったら、またソファーに泊まりだったよ」
「それ‥身体に悪いです」
「まあ‥短期間だし、帰っても誰もいない独身者だから、つい会社で‥なんて発想になってしまう」
「天羽専務は、食事と睡眠が大切だと思いませんか?」
「さあ‥
仕事一筋だったから、食事は適当、睡眠は眠れれば良い‥こんな感じかな?」
天羽専務って本当に真面目、これはお弁当が2つから3つになりそうな雰囲気‥
せめて栄養バランスが良い物を‥‥迷惑かなぁ??