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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第19章 助けて‥くれるの?ー男達の結託



なんとか雲母を説き伏せた‥
不満そうな顔だったが、抑えてくれただけありがたい。


雑居ビルから車に戻り、俺はすぐスマホを取った。



「・・天羽、雲母の方は抑えた‥
後は手筈通りだ、明日本当に会議なんだな?」


『それは間違いない、そこに悠久君も同席する事も‥
私は外回りだがね』


これを聞いて計画を思い付いた‥
雲母の負担にならなく、尚かつバレにくい方法、後何件か連絡を付けなきゃいかんが、そんな事を構ってもいられない。



「天羽は予定通りに応接室を頼む、俺は秘書2課で奏(カナデ)の相手だ‥
後は成宮(ナリミヤ)達に掛かっている」


『樹が関係の無い者まで巻き込むとは思わなかったよ』


「何、全員小鳥遊信奉者さ‥
それとなく、男心を掴み捲ってたからな小鳥遊は‥‥」


『なるほど』


どうやら天羽は向こうで笑っているよう、こっちはマジなんだがな。



「ただ1つ‥
小鳥遊本人だったら二つ返事で頷いてくれるが、俺が話して頷いてくれるかどうか分からん奴が居る、心配はそこだ‥こればかりはな、放置した俺も悪い」


竜崎・・・


厳重注意という処分を出したのは俺‥
やはり俺に対して不服はあるだろう。



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