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第19章 助けて‥くれるの？ｰ男達の結託

「小鳥遊は‥今、雅楽代社長に捕まり半ば監禁状態なんだ、俺はそれを助け出したいと思っている‥
無策で言っている訳じゃ無い、他にも協力者も居る‥‥だが、本格的に小鳥遊を連れ出す手が足りないんだ、頼む竜崎部長手を貸してくれっ！」


『雅楽代社長に捕まる‥‥社長はそんな人間なのか？？』


そこからか‥これは仕方無いな。



「・・・
外分が良い話じゃないが・・
秘書２課は、元々雅楽代社長の遊び道具の為に編成された、それで潰された女も居る‥
重役や部長クラスに回すのは、雅楽代社長のやる事を隠すカモフラージュの役割もあった」


『・・・・・・・』


「唄姫みたいな女だったら、俺だって心動かない、自業自得と笑って済ます‥
だが竜崎部長も分かるように、小鳥遊はそんなタイプじゃ無い、そして雅楽代常務の為に、ただ巻き込まれたに過ぎないんだ‥‥助けたくもなるだろう」


多少の隠し事はあるが、嘘は一切言っていない‥
秘書２課の実態を、天羽以外の誰かに言ったのは初めての事‥‥俺だって揺れてんだっ！！