この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第19章 助けて‥くれるの?ー男達の結託
この話は両刃の剣‥
明確な社長批判だ、もし竜崎が社長派だったら、間違いなくリークされるだろう。
俺は違うと思ってはいるが・・
『そういう理由‥
・・・分かった手を貸そう樹部長、俺はどうしたらいい?』
落とせたか‥
これで必要人数は集まった、残るは実行に移すタイミング。
「明日の重役会議中に、天羽専務が重役フロアーから小鳥遊を助け出して下階に降ろす‥ただ天羽専務は明日は外回りという事になっていて、長い時間社内には居られない‥
そこで、竜崎部長は天羽専務から小鳥遊を受け取り外に連れ出して欲しい、他社員の囮に成宮課長、外には別に1人待機している、駐車場まで連れて行けば分かる」
流石に雲母の名は、ギリギリまで出せない‥
社外相談役‥社とは直接関係無いと思われているからだ。
『上手く‥いくのか‥』
「天羽専務の方は多分問題ない‥
どちらかと言えば、成宮課長が何処まで引き付けられるか‥そこに掛かっているな、不確定要素が多過ぎる」
『いや、人を引き付けるという点では、成宮課長は一番の適任‥
上手く配置を考えてる樹部長は‥‥』
「まあ‥長々と営業などやっていたから、人がどういう行動を取るか把握しているだけさ」
『営業‥‥初めて聞いた』
「古い話だ‥
随分前の‥‥な‥‥」